梅の剪定

梅の剪定

 

サクラと同じく昔から我々日本人に親しまれてきた花、『ウメ』。

 

早春には飾り気のない花のビジュアルに加えて芳しい芳しさでも我々を堪能させてくれ、しかもその結実は梅干しや梅酒などを食べる用としても使用できます。

 

このような梅の木、もし戸建て住宅のお家を所有することが可能だとしたら庭園に植えてみたいな〜…なんて憧憬する人も多いのではないでしょうか?

 

 じつは私だってその一人です。ところが、さあ木を伸ばしてみようとなると、いい感じに生長させるにはどのようにしたらうまく行くか、どんな機材が必要不可欠なのか… 

 

あれこれとわからない事が多いですよね。

 

そこでここでは、園芸ビギナーでもわかるシンプルな梅の伸ばし方… その中でも「木の剪定」につきましてピックアップしてみましたので、申し上げたいと思います。

 

  • 梅の剪定の下ごしらえ
  • 梅の剪定段取りや気を付けるべき点
  • 梅剪定の日時と注目点
  • 剪定をやる時機ののわけ
  • 剪定が困難である時は?
  • おわりに

 

 

梅の剪定をする前の事前準備

 

梅に限らず樹木を育てる上で避けて通れない大事な仕事が「剪定」です。

 

要らない枝をカットして形を収集することで木の生長を催促したり、害虫が繁殖しているのを防ぐことを目論んだプロセスです。

 

では実際剪定の解説するより先に、欠かせない用具、ご予算、ポイントについて書きだしてみます。

 

必要な用具

1.木バサミ(一般的に考えて「植木バサミ」と称されているもので、手を押し込める箇所が広く刃が少ないハサミです。)
2.脚立(あまり広めでない木なら5段程もあれば問題ないでしょう。)
3.軍手

 

ご予算について

用具はホームセンターで購入することができる物なら15000円も掛からずに買い準備できるでしょう。
自分自身で刈込するのではなく植木屋さんにお願いするのであれば、剪定使用料をチェックしましょう。

 

注意点

梅の木を剪定する時に留意しなければいけないことは、シーズンと切り落す枝の見分け方です。
細かいことは現物の剪定道筋に於いて解説しようと思います。

 

梅の剪定手順や注意点

 

では、いざ現状の剪定手順・手法について案内してみましょう。

 

?剪定の日時を決定する

以前から「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われていることからもわかるように、梅にこそ剪定はかなり大事です。

 

梅は萌芽力が格段に強力なので剪定をしないままいると枝が伸び放題になり、花が咲きにくくなってしまったり害虫に見舞われる原因となります。また、シンプルに見た目も悪いです。

 

そういう理由で、年一回はもれなく剪定を行いましょう。剪定に手を付ける時期は花が枯れてしまった何か月後、花芽が仕上がった9月〜10月頃が一番。

 

切落す枝を見極める

 

事実剪定をやるときには切落す枝と取っておく枝をきちっと見分けておくようにしてください。切落す枝は次の様なものです。

 

  1. 乾上がった枝
  2. 病にかかったり害虫を発生させている枝
  3. 内部(幹の側)の方向に伸びた枝
  4. それ以外の枝と交差したり絡んでいる枝
  5. 上へと登ってストレートに長く上昇した枝(徒長枝)
  6. 垂れさがるように成長している枝(逆さ枝)

 

 

実際に剪定をする

切落す枝が確定したら、さあ剪定しましょう。

 

枝の切り方にも複数覚えておきたい点が見られますので心がけましょう。

 

  1. 花芽が一緒になっている枝は10〜20p位になるよう短く切る
  2. 例外なく外芽のすぐ上で切ります
  3. 花芽の付属していない徒長枝やいらない枝は根元から切りましょう。

 

 

覚えておきたい点気を付ける箇所

枝を切る時の気をつける点につきまして、ここで軽く解説しておきます。

 

まず、花芽のくっ付いた枝を半ばでカットしてしまう事について。「どうにかこうにか芽があるのに勿体ない・・・」と言われている方も見受けられますね。

 

しかしながら、枝の尖端をとっておいておくとそれからプラス枝が伸び大きくなってしまいます。

 

また、梅は幹に辺り僅かな枝ほど花が咲き、一方で端にはそれほど花が咲かないのです。ですから見た目上短い枝は切らずに残し、長すぎる枝は5〜10芽程残るように切りましょう。

 

次に「外芽」に関して。こちらは枝の外層についている芽のことを指します。

 

新芽は幹に対して内部と外部になるように交替で付帯されており、内部についている芽を【内芽】、外部についている芽を【外芽】とのことです。

 

芽のくっついている枝を切り捨てるときには、例外無く外芽のすぐ上で斬ることを意識しましょう。