梅に秘められた力

梅に秘められた力

 

今年遂にに収穫期のピークを迎えつつある「梅」は、国内のオーソドックスな副食である梅干しにとどまらず、梅酒、梅酢などいろいろなバリエーションで日本国内の食台を彩っています。

 

鉄腕DASHなどでも梅干し作りが放送されてそれを見て「自分も!」と思った人は多いのではないでしょうか。

 

 

これ以外にも今から5年前に放送された某情報番組では、梅の持つ栄養素や体調効果などについて放送され、梅ががインフルエンザウイルスやピロリ菌に効果的であることを突き止めました。

 

そこから5年。さらに展開した梅研究の結果として、次は、肥満体防止効果や骨粗しょう症防御にも問題ないといった新規研究結論が公開され、今また「梅パワー」が大きな注目を集めています。

 

 

梅の秘めている肥満抑制効果

 

梅を365日食していると脂肪がつきにくい、つまり梅には「梅の太り過ぎ回避効果」が見られることがわかってきたという。

 

和歌山の大学が201人の中年女性に関して解析したことによると、梅を往々にして口にする人(毎日3個以上)と、摂らない人では、肥満体質のレベルを意味する規定であるBMI値にギャップがあり、前者のほうが低水準の傾向が高いことが分かった。

 

なぜ梅を摂ったら体重が増加しにくく変わっていくのか?

 

近畿大学の研究によると、梅を体験することで筋肉の姿が速筋から遅筋へと変化することに関係性があるという。

 

梅を召し上がることで、脂肪を燃焼される場合が多い速筋が遅筋に変わり、遅筋の量が増えます。

 

※ここでいう遅筋とは、主に水泳・マラソンなどのスポーツで使われる筋肉のことを指します。。

 

この遅筋をアップさせて、有酸素運動の時に多彩な脂肪が燃焼されるため、太り過ぎ抑制になるとイメージされている。

 

近頃動物実験の段階だが、科学者によるとホモサピエンスでも大差無い妥当性が得られます。

 

つまり、有酸素運動をするにあたり梅を食べることで、通常よりも増して「痩せ効果」が期待できるというわけです。

 

 

梅の持つ骨粗しょう症の阻止効果

 

梅には骨粗しょう症の予防・改善効果があるという分析研究結果があります。

 

例えばある大学の追究によると、男の人に向けた「梅干しを食べる頻度と骨の密度の関係」についての調査したところ、、梅干しを食べない人と梅干しを食べる人を比べた場合、後者の方が明らかに骨密度が高いことが分かりました。

 

ここでポイントとなるのは梅を口にする頻度に関係なく「食べるor食べない」によって調査結果が異なっ点です。

 

つまりこの結果から「日常的に梅干しを食生活の中に取り込んでいる人」は骨粗しょう症になりにくいのではないかという研究結果が明らかになりました。

 

また、これ以外にも細胞に梅を加える実験を行ったところ、梅の成分が体内で骨をつくる細胞の手助けをして、カルシウムの沈着を促進する効果が見られました。

 

※女性については、梅干しを食べることで骨密度が高くなるという傾向はありますが、エストロゲンの影響が大きいので、梅の総合的な健康効果についてはまだ全て解明されたわけではありません。

 

【梅干しを食べる頻度とBMI値】
・食べない 22.7
・毎日1〜2個 21.7
・毎日3個以上 19.5

 

【梅干しを食べる頻度と骨密度(男性)】
骨粗しょう症の疑い 70
・食べない 68.3
・週に1〜2個 83.2
・週に3〜4個 81.6
・毎日1〜2個 75.4
・毎日3個以上 72.8

 

 

梅を食べ過ぎると塩分過多が心配?

 

研究結果によると梅1個あたりの平均的な塩分量は0.5〜2.2gです。

 

私たちが目にする梅干しの多くは減塩処理がされた状態で販売されているので販売梅干しを食べることによって塩分を摂り過ぎるということはないという。

 

ちなみに、国(厚生労働省)が定めている1日あたりの食塩摂取量の目標値は

 

成人女性=7g未満

 

成人男性=8g未満

 

です。したがって、仮に一日3個ほど梅干しを食べたとしても、この数値を超えることはありません。

 

他の食品との兼ね合いを考えつつ意識的に摂りたいですね。

 

また、梅ジュースなど、梅を使った加工品でも同じ健康効果が得られるので、梅干しだけにこだわる必要はありません。